2月22日 ニャンニャンニャンの日

ダイアリー
02 /22 2022
昨夜は、市販のグリーンカレーと焼きブロッコリー。
2月21日
焼きブロッコリーは、コウケンテツさんの焼き方。こちら

ニンニクスライスを入れ、上にはペコリーノチーズを。

これならもりもりと食べられます。♪



今日2月22日は、ニャンニャンニャンの日だそうです。

うちの今日のニャン。寝起き顔ですが、元気です。(*^_^*)
ニャンの日のリボン
ご近所の白黒ナナちゃん、元気よく歩いていました。ほっ…。



厚さ4センチ、560ページの大作、読了しました!
アコーディオン弾きの息子
ベルナルド・アチャガ『アコーディオン弾きの息子』新潮社、2020

やはり2週間では読み切れず、一回延長しましたが、

最後の4分の1は一気呵成に読み終えました。ふぅ…。


一時は消えゆく運命にあったバスク語で書かれた小説です。

バスクと聞くと、「ゲルニカ」と「ベレー帽」を連想。

でも、最近は「バスクチーズケーキ」の方が有名ですかね。


物語は、かつてアメリカへ移住した主人公の死から始まる。

その彼がバスク語で書き残した一冊の本がある、という。

こうして、故郷バスクの牧歌的な少年時代の回想が続くが、

何も知らなかった少年の彼に、暗黒の歴史の影が忍び寄る。

スペイン内戦、フランコ政権はバスク民族をも引き裂いたが、

アコーディオン奏者の父の過去に、疑念を抱いた主人公は…。

この壮大な物語、空気感にどっぷりと浸ることが出来たのは、

語りの巧みさもあるけど、やはり作者への圧倒的信頼感です。


蝶々のエピソードが、ナボコフと似ているな…と思ったら、

蝶は「古来から記憶や魂、再生の象徴とされる」とのこと。

そういえば、「胡蝶の夢」というのもありましたっけ。



本の間から、はらりと落ちた一枚。

見知らぬどなたかが借りた本の、返却期限の紙です。
図書館貸し出し
この本を読んだ形跡はないのに、なんで挟まっていたのかな。

でも画集や画家の本で、美術好きということは分かります。

笠井誠一や不染鉄、という画家は全然知りませんでした。

野口英世や児童文学は、お子さんに借りたのかしら…?

どういう人なのか、なんだか想像力をくすぐります。


このうちの何冊かは、興味があって調べてみました。
図書館の本
機会があったら、私も借りて読んでみましょう。


スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

yum

106歳の母を見送り、ネコのリボンと二人暮らしになりました。家族や友人に「今日も元気」を伝える手段として、ブログを活用することに…。日々の雑記、庭仕事、リボンのことなどをゆるゆると綴っていくつもりです。