2月27日 休養日

ダイアリー
02 /27 2022
昨夜の夕食は、キャベツとアンチョビーのパスタ、スープ。
2月26日
昔、高田馬場にあった編集オフィスをよく訪ねましたが、

近くのイタリアンで、ランチをご馳走になった際に、

「春キャベツとアンチョビーのパスタ」に出会いました。

シンプルだけど美味しくて、以後、お気に入りのレシピに。

キャベツは一個の6分の1ほど、どっさりと炒めて、

ピーマンとソーセージも入れ、上にペコリーノチーズを。



リボンの寝る定位置が、私の左側の脇の下なのですが、

昨日ワクチン打った左腕、動かすと痛いのよ~。( ノД`)

いつも枕にするその腕、貸してくれないの? と不満顔…。

今朝はゆっくり起床、腕はだるいけど、熱は出ませんでした。

私にしては珍しく頭痛がしたので、薬を一錠服用して休養。


借りてきた本でも読もうか…と寝っ転がって読み始めたら、

昨日と今日で、一気に読み終わってしまいました!(°_°)
ミシンの見る夢
ビアンカ・ピッツォルノ『ミシンの見る夢』河出書房新社、2021

舞台は20世紀初頭、イタリアのお針子の娘の話です。

この頃、底辺社会の貧しい女性は、針仕事で生きてました。

町の上流階級から、リネンや下着や子供服の注文をもらっては、

布地をほどいては縫い直し、刺繍や縁飾りの手仕事をしました。

今なら一流職人の仕事ですが、当時は単なる安い手間仕事。

憧れの足踏みミシンなど、触ることすらできない身分です。

しかし、貧しいお針子にも、ひそかなプライドと夢が…。


身寄りの祖母が死に、食べるものにも事欠くという貧しさで、

才覚と手仕事で、なんとか生きのびようとするたくましさ。

こういう話、なぜかすごく心に刺さります。きっと私も、

前世はすごく貧しく、ひもじい思いをしたのかも、と…。


ヨーロッパには、伝統的に針仕事で生計を立てる女性が多く、

中産階級の繕い物、縫い直しなどを引き受ける女性たちが、

戦後、既製服が台頭するまでは、普通に存在していたとか。

この前読んだ、ドイツの小説『オルガ』もそうでした。

うちは別に裕福ではなかったけど、昭和30年代までは、

子ども服を作ってくれた女性が、仮縫いに来ていましたっけ。

中学生になってからは、新宿伊勢丹のティーンズコーナーで、

洋服を買ってもらうのが楽しみに。既製服の到来ですね。


手仕事の描写を読んだら、自分でも縫いたくなってきました。

手を動かすのは、認知症の予防になると言いますものね。


今日は一日のんびりしたけど、おやつのプリンを作りました。
なめらかプリン
なめらかプリンの完成。だんだん上手になってきました。♪

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yum

106歳の母を見送り、ネコのリボンと二人暮らしになりました。家族や友人に「今日も元気」を伝える手段として、ブログを活用することに…。日々の雑記、庭仕事、リボンのことなどをゆるゆると綴っていくつもりです。