7月30日 おっと、腰にご用心の日

ダイアリー
07 /30 2022
昨夜の夕食。ごぼうと牛肉、人参、舞茸などの炒めもの。
7月29日
ご飯は、玄米と白米を半分ずつにしています。
主菜のレシピは、くまの限界食堂を参考にしました。
名前は「五福きんぴら」ですって。レシピはこちら


朝の体操中、あれ、この角度だと腰がギクッとなりそう…。

昨夜は涼しかったので、冷房は付けずに就寝しました。

だから、冷房で体が冷えたわけでもないし。

ギックリ腰は、いつ、なぜなるかも分からないので、

今日は大事を取って、ゆっくり動くことに。


昼間、夏野菜をいろいろ切って、うーん、何にしよう?
具材

えーい、とりあえず全部炒めて、スパイスを振っておこう。
炒めもの
ナツメグ、コリアンダー、クミン、タイム、カレー粉など。

キーマカレーかな? ココナツを入れてタイカレーに?…

半調理しておけば後はどうにかなるさー、の気分で。



暑いので、寝っ転がって読書する時間はたくさんあります。
冬
アリ・スミス『冬』新潮クレストブックス、2021

これは、春夏秋冬のシリーズ4冊のうちの2番目。

4冊は緩やかにつながりつつ、単独でも読める趣向です。

アリ・スミスを端的に言うなら、「一筋縄ではいかない」。

骨太でもあり、不可思議な筆致、知識は縦横無尽。

前に読んだ『両方になる』は、手強くて噛み切れずに挫折。

今回は、ちゃんと心の準備体操(?)をして臨みました。


『冬』は、舞台劇を観ているような一冊でした。

クリスマスに母の屋敷に集まった息子、その恋人、母の姉。

保守的な母親、リベラル思想の姉、SNS時代の軽薄な息子、

一番しなやかな思考で筋が通っているのは、他人である恋人。

しかも彼女は、息子に金で雇われて恋人役を演じている上、

追放されそうな貧しい外国人(クロアチア人)でもある。

その彼女の目が、一番知的で的確である、という皮肉。

この背景には、EU離脱の是非を問う例の国民投票が…。


この6月に『夏』の翻訳が出て4部作が完結したとかで、

書評誌「波」の表紙になっていました。こんな感じの人です。
アリ・スミス
彼女の言葉が出ていたので、ここに書いておきましょう。

Books mean all possibilities. They mean moving out of yourself, losing yourself, dying of thirst and living to your full. They mean everything. (本にはあらゆる可能性がある。本によってあなたは自分の外に出て、自分を見失い、渇きで死に、かつ十全に生きる。本とはすべてだ。ーー木島善彦訳)

さてと、四季シリーズの他の本が、俄然気になってきました。

急いで『秋』を借りて来なくちゃ。そわそわ…。


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yum

106歳の母を見送り、ネコのリボンと二人暮らしになりました。家族や友人に「今日も元気」を伝える手段として、ブログを活用することに…。日々の雑記、庭仕事、リボンのことなどをゆるゆると綴っていくつもりです。