8月19日 八島太郎の絵本(1)

ダイアリー
08 /19 2023
昨夜の夕食。アジの干物、大根の煮物など。
8月18日
油を使わないこうした和食は、やはり胃がほっとします。
ミニトマトのタイム&さとうきび水漬けは、夏の定番。



今のうちに、ひとつ、テレビ放映の予告をお伝えします。

8月27日(日)朝9時「日曜美術館」(NHK・Eテレ)で、

「故郷は遠くにありて~絵本画家 八島太郎」が放映とのこと。

ご縁があり写真をお貸ししたら、お知らせをもらいました。


絵本作家・八島太郎のことについては語りきれませんが、

一番有名な絵本は『からすたろう』(偕成社)でしょうか。

ただ、彼の絵本はすべてアメリカで先に出版されたもので、

ずっと後に日本で「翻訳」の形で出ました。こちらが一部。
八島太郎の絵本
The Village Tree (1953)  『村の樹』
Crow Boy (1955) 『からすたろう』(絵本にっぽん賞特別賞)
Plenty to Watch(1954) 『道草いっぱい』

私が出会ったのは1970年代、もう半世紀も前の話です!

内容は、明治期の薩摩の田舎の、素朴な話ばかりですが、

アメリカでは誰もが知る「古典絵本」だと聞き、ビックリ。


いじめられっ子の「からすたろう」は、先生に励まされ、学芸会でカラスの様々な鳴き声を披露します。
からすたろう1

毎日、山の向こうから歩いて通ってきた「からすたろう」のつらい境遇に、みなが思いを寄せます…。
からすたろう2
…久しぶりに絵本を開いてみたら、懐かしくなりました。♪


『村の樹』の導入部分は、まるで今のドローン撮影のよう。

日本の南に、ぼくの生まれ育った村がありました。
村の樹1

村を流れる川の岸に、大きな樹が立っていました。
村の樹2

夏になると、ぼくたちは家にじっとしていられなくなります。
村の樹3

大きな樹は、川に向かって枝を伸ばしていました。(巨大!)
村の樹4

ぼくたちは、いろんな飛び込み方を考えだしました。
村の樹5
さすが芸大入学の八島太郎(その後すぐに中退しますが)、

デッサン力は確か、余白の活かし方も絶妙です。

この絵本を見て、私ですらなぜかノスタルジアを覚えました。

のどかな日本の幸せな子供時代…いつ見てもほっとします。


しかし軍国主義の日本で、八島太郎は苛酷な運命に翻弄され、

亡命するように夫婦でアメリカへ渡り…ドラマティックです。

詳しくは、来週日曜日朝の「日曜美術館」でご覧ください。

再放送は、9月3日(日)夜8時から同じくNHK・Eテレで。


八島太郎についてはまだ言い足りないので、後日もう一度…。



コスモスも元気に咲いています。
元気なコスモス



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コメント

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トマトのレシピを教えてください

こんにちは。
毎日熔けそうな暑さ ですね。
クーラーをつけて室内作業をしていますが
温度を遠慮したものに設定していると
一息ついた時に 息をするのも苦しいくらいで
「暑い」「暑い」と 思わず自分に連呼。
自分に慰めてるつもりなのか……。

やしまたろうさん 初めて知りました。
素朴な 絵本らしい絵ですね!
絵の描き方が 懐かしいです。

ところで ミニトマトのタイム&さとうきび水漬けですが
いつもYumさんのblogで画像を見る度 気になっていました。
梅干しのようなトマトのような…。
涼やかで爽やかでおいしそうです。
検索しても 酢(レモンとか)を入れたものなどが出てきます。
Yumさんの作り方を教えて戴けますか?
(検索したものもおいしそうではありますが…)

お時間ある時 よろしくお願いいたします。

ミニトマトの赤い宝石

風の色さま、
いつもありがとうございます。例の「赤い宝石」ですが、こちらの動画を参考にしました。ちょうど真ん中あたり、4分50秒から始まります。私は砂糖をこの半分の量に調整しています。
https://www.youtube.com/watch?v=mpFSSEtqLSw&t=18s
この他に、梅干しと塩昆布で作るミニトマト漬けもありました。
https://www.youtube.com/watch?v=IyIF5mvHC7A&t=14s

暑いと煮炊きするのもイヤになりますね。今年は食欲はあるので、夏バテは平気そうで、ほっとしています。


ありがとうございます!

Yumさん さっそくありがとうございました。

yum

106歳の母を見送り、ネコのリボンと二人暮らしになりました。家族や友人に「今日も元気」を伝える手段として、ブログを活用することに…。日々の雑記、庭仕事、リボンのことなどをゆるゆると綴っていくつもりです。